痩身

[食事] 必要な量と栄養バランスの摂れた食生活

[運動] エネルギー消費と基礎代謝を上げる

[生活環境] ホルモンバランス・自律神経のバランスを整える

痩身とは

痩身とは、体質改善を行い健康的で綺麗に痩せることを意味します。
間違ったダイエットをしていると、体重と一緒に筋肉、内臓、骨、水分などの活性組織まで減ってしまい、健康を損なうばかりか命に関わる危険性があります。また、逆に肥満と病気も密接に関係しています。
ただ単に体重を落とせばいいとか見た目に細くなればいいというわけではなく、脂肪を適正値に保つことにより、病気を防ぎ健康で長生き出来る身体作りと、身体全体のバランスの取れたボディラインを作ることが大切です。
ここでは、健康的に綺麗に美しく痩せる為の知識と方法を紹介していきます。

肥満

肥満とは、単に体重が重たいという単純なことではなく、全身の脂肪細胞に体脂肪が過剰に蓄積された状態のことで、 脂肪が付きすぎると、糖尿病や心臓病、高脂血症、高血圧、脳疾患、肝臓病、がんなど多くの病気に侵されやすくなり、平均寿命も短くなることがわかっています。

肥満と脂肪の関係

[摂取カロリー]-[消費カロリー]=[     ]

肥満の根本的な原因は、カロリーの取り過ぎです。摂取カロリーが消費カロリーよりも多くなると、余ったカロリーが脂肪となり脂肪細胞の中に蓄積され、この状態が続くとどんどん肥大化していきます。
ですが、何Kcal以上取ったら取り過ぎであるというような絶対的な数値はありません。カロリーの取り過ぎがどうかは、摂取カロリーと消費カロリーとのバランスで決まるのですが、消費カロリーは個人差も大きく、思春期に太っていた人は脂肪細胞の数が多く痩せ難いなど身体の仕組みは複雑である為、簡単に数字で割り切れるものではありません。

肥満と遺伝と環境の関係

肥満というのは、遺伝的な要因と環境的な要因があると考えられています。
例えば、食欲やエネルギーを消費する量などは遺伝的な影響を受けており、環境的な影響は、食生活の欧米化や交通手段の発達などで、摂取カロリーの増加や消費カロリーの低下に繋がっており、比率は、遺伝的要因が約30%・環境的要因が約70%関与していると言われています。

また、肥満に関する遺伝子は40種類以上発見されており、中でも、レプチン遺伝子の異変を持てば必ず高度の肥満になるという肥満原因遺伝子を持つ人は、 安静時の基礎代謝量が低下していて、いわゆる身体が省エネタイプになっている状態で、摂取したカロリーが消費されず、食べ過ぎや運動不足で簡単に肥満が誘発されます。
日本人には欧米人の様な高度な肥満は少ないと言われていますが、昔の日本人は、食料事情が悪い時代の粗食に耐える為に、この省エネ遺伝子を獲得してきたと考えられおり、時代が変わりあらゆるものが便利に進化していくと共に省エネ遺伝子を持つ日本人の肥満が増えてきているのも事実です。
このように遺伝と環境は、密接に関係しているのです。

肥満の判定方法

一般的な肥満の判定方法には、身長と体重の比による簡単な方法が用いられています。

ブローカ式桂変法

ブローカ式桂変法は、身長の低い人には厳しく身長の高い人には甘くなるなどの実状と合わないことが指摘されてきました。

ブローカ式桂変法

BMI法

現在では、国際間でも広く通用する体格指数として、BMI(Body Mass Index)が多く使われます。

BMI法

体脂肪率

体脂肪率とは、身体の中に含まれている脂肪の割合のことです。

体脂肪率から見た肥満

肥満の判定方法に一番適しているのは、体脂肪率から判断することなのですが、体脂肪率の測定をするのが困難なことからブローカ式桂変法やBMI法など簡易的な診断法が広く一般に使われていました。 しかし、最近では体脂肪計が家庭用に量産されて一般に普及したことから、体脂肪率によって肥満の判定を行うことも出来るようになってきました。

家庭用体脂肪計では、性別、年齢、身長、体重などのデータを加えて換算していますが、水分率や骨密度の違いなどから必ずしも正確な値が得られるとは限らないので、結果そのものは一種の目安として同じ体脂肪計で測った結果の長期的な変動に注目するとよいでしょう。

適正体脂肪率

体脂肪率は、低ければ低いほど良いというものでもなく、低すぎると体温の低下や筋力の低下を招いたり、女性はホルモンバランスの異常から、生理不順や早発性閉経を招くこともあります。

 適正体脂肪率